いのちの学習 平和学園小学校にて
10月14日、茅ヶ崎の平和学園小学校で命の学習の講演を行いました。
今年から湘南助産師会で命の学習チームが発足したので、チームの皆で見学とミーティングも兼ねて参加しました。
平和学園さんは毎年依頼をお受けしているのですが、今年は小学生4年生20人と親御さん18人とたくさんの方が参加してくださいました。
コロナの状況下で人を集めるということに、私達も先生方も心配はありましたが、検温に換気、ソーシャルディスタンス、マスク手洗いなどたくさんの配慮をしていただき無事に実施することができました。
卵子と精子が出会って命がはじまること、米つぶより小さかった赤ちゃんがお腹の中でどんどん大きく育っていくこと。
お母さんと一緒に陣痛や手術を乗り越えてうまれてくること。
こども達は一生懸命聞いてくれました。
いつから心臓って動いてるのかな?
という質問に、
みんな、手をあげてくれました。
『生まれてきてから心臓がうこぐと思う人~?』
はーい!
『お腹の中から心臓がうごいていると思う人~?』はーい!
正解は…!
本物の妊婦さんにお腹の赤ちゃんの『音』を聞かせてもらって、答え合わせをしました。
お産の映像もみました。
みんなが静かにみている中、お母さんの鼻をすする音が聞こえてきました。
後ろで見ていた私も、自分の出産を思い出して涙が出そうになりました。
「みんながここまで大きく育ってこられたのはお母さんお父さんや周りの人たちのおかげなんだね。まわりの大人達だって赤ちゃんだった頃があったんだ。」
「自分のいのちもまわりのいのちも、みんなみんな大切なんだね。
うまれてきてくれて、こうしてここに居てくれることだけで100点満点なんだよ。」
こども達みんなをハグするような岡橋さんの優しい言葉がけに、こども達は何を感じていたでしょう?
ひとりひとりが、唯一無二の奇跡の存在であることを感じてもらえたら嬉しいです。
(率先して妊婦体験ができるジャケットを着てくれました。階段や屈む動作を体験してくれました。)
(赤ちゃん人形抱っこ体験、みんな本物の赤ちゃんのように優しく上手に抱っこしてくれました)
今後湘南助産師会、命の学習チームでは、活動の幅を少しずつ広げていきたいと考えています。
幼児期や思春期、親御さん向けのお話など。。チームのみんな、それぞれ家庭やお仕事抱えながらの有志ですので、少しずつではありますが、必要とされていることをやれたらいいね、と話しています。
講演のご依頼、ご相談等は湘南助産師会の問い合わせフォームよりお気軽に、どうぞよろしくお願いいたします。
沓間